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亜細亜大学で講義を聞く-台湾

家を少し早めに出て吉祥寺駅に向かった。前回のときのように亜細亜大学のキャンパスの奥にある喫茶室で本を読もうと思ったからである。三鷹駅で列車を通過させるためだいぶ停車して武蔵境駅に着いた。アジア通りを通るのも2回目になるので周囲の景色は鮮明に覚えている。

正門を入ると真っすぐに太田記念館の横を通りぬけ、一旦外に出てから右に曲がった。少し先でまたキャンパスに入ると左側に喫茶室のある建物が現れる。このコースをたどると喫茶室は以外に近い気がした。
ドアーを開けると若い女子学生達が数組、テーブルを囲んでくつろいぎ楽しそうにしゃべっている。コーヒーを頼んで窓辺のテーブルに座ると持参した「ポート番号の仕組みと活用」市川昭彦・ディーアートを読む。
喫茶室を出て正門横の七一〇〇教室に戻り、受付で資料を貰って席に着いた。前回座った席で今度は「中国は社会主義で幸せになったか」北村稔・PHP新書を読む。まもなく定刻になると容教授の流ちょうな日本語の挨拶があって講義が始まった。
台湾の近代史前史から現在の具体的な民主改革までの講義はとても面白く息つく暇も無かったかった。資料の年表を使って簡にして要を得た説明は非常に説得力があり、台湾の置かれている状況を以前よりだいぶ正確に理解することが出来るようになった。
講義を終って正門を出ると、来たときと同じ道を通り武蔵境駅にでて電車で吉祥寺駅に戻った。東口から外に出ると高架線に沿って帰路についた。
posted at 22:09:57 on 2005-11-26 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

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