kojima

南天の実がついこのあいだ白かったと思っていたら、今日は真っ赤の南天の実を見てすがすがしい思いをした。植物は本当に季節に忠実だと思う。それにひきかえ人間は季節にますます鈍感になっていく。ここらの人間が考えることは、なるべく季節に翻弄されないようにしたい、そういうことだから仕方がないのかもしれない。

水仙の花は春ではないか。だが堂々としっかりとした花がたくさん咲いている水仙の株を見つけた。ときに水仙も季節を間違うことがあるのかもしれない。暖冬になるという今年の暖かい１２月は、水仙をだますことに成功したのかもしれない。でも少ない株だから、水仙たち全てがだまされているわけではない、騙されるのもたまにいるということかもしれない。