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西荻信州屋望月青果店の柿

散歩で西荻コースに出かけた。丹波通りの途中にある信州屋望月青果店を覗くと、まだサンシュユの入荷が無かった。その先を左に折れ伏見通りにでると駅の方向からお神輿を担いでいる声が聞こえてきた。駅に向かって歩いていくと、何やらおかしな格好をして紙で作った飛行機のようなお神輿を担いで気勢を上げている20人くらいの青年の一団がこちらに向かってやってきた。眺めていても賑やかに騒いでいることしか分からない。

少し歩いたところでOさんと2人の子供に出合った。1人は乳母車に乗って1人は歩いてお母さんと話しながら歩いている。お母さんはフランス人で一昨年将来公園で初めて会っている。皆さんお元気そうで懐かしかった。
シルクロードに入っていつもの道を西荻図書館に向かった。途中でヒイラギの白い花を見た。図書館に入ると借りていた「電子債券」を返し、新刊本の於てある棚から「白人とは何か?」(ホワイトネス・スタディーズ入門)藤川隆男編・刀水書房2005年10月11日初版第1刷発行という面白そうな本を見つけたので借りた。
図書館をでると右に道をとり荻窪八幡宮に向かった。小さな潜り門から入って本殿に向かうと数組の七五三のお参りの人達に出合う。門の内側右にキクの鉢が三段に置かれ見事であった。青梅街道側に出て左に折れしばらく歩いてまた左に折れ、八幡宮の端の塀にそって歩いて突き当たりを右に折れた。しばらく歩いて左に折れ西荻駅方面に向かう。中央線のガードが見えてきて材木屋のある十字路を右に曲がってシルクロードに入り駅前に出た。伏見通りを歩いてもときた道をたどり信州屋望月青果店によった。主人はサンシュユは来週の金曜日にきますといって笑った。甘い果物は?と聞くと奥に柿があるという。10個500円でその甘い柿を買って帰った。
柿の形をみたときから昔わが家の庭にあった柿の木と非常に似ていると思っていたが、皮をむいてみると一部に渋柿の白い部分を含んで赤いゴマ振りになったところは昔を思い出す姿である。食べるとまさに昔の味でしばらく懐かしい味を楽しんだ。
posted at 17:44:21 on 2005-11-13 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

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