kojima

サンシュユの枝を買う

朝9時前に家を出て散歩した。いつものコースで丹波通りにでると信州屋望月青果店に向かった。先日店にいったとき主人から金曜日にサンシュユが入荷すると聞いていたからである。店の外の壁にサンシュユの枝がどっさり立て掛けてあった。ひときわ目立つ立派な大枝があって、それには赤い実がとてもたくさんぶら下がっていて見事という他ない。主人は素晴らしいでしょといってニコニコしている。活けると正月に花が咲き葉がでて3月まで元気だという。

昨年ここで見た枝はもっと小さな枝であったが赤い実がたくさん着いていたのをよく覚えていた。それに比べると非常に見事な枝ばかりである。早速2本の枝を選んで買った。300円ずつで600円で良いという。2本のうち大きな枝の方の半分から先には赤い実が生っていないので、枝先は切ったほうが良いかと聞くと”蕾がたくさん着いているでしょうそこに花が咲くんですよ”、”切ったら枝先も挿しておいてください”といって笑った。実にばかり気を取られていた私は”これが蕾ですか”といって改めて枝を見ると、小さなたくさんの蕾がついていることを知った。枝は今朝切ってきたばかりらしく意外に重い。
他に買いたいものがあったのも忘れ2本の枝を両手で捧げ持って家に帰ってきた。一番大きな花瓶に入れて床に置くと挿された枝は天井近くまで伸びている。よく見ると実が生っている枝にも生っていない枝にも蕾がついていて、思ったよりたくさんの蕾があることが分かった。小さな花瓶に枝を固定するにはどうしたら良いか、思案の結果、家内の案で吊り棚の棚のそばに立て、棚に針金で固定することにした。結果は非常に有効で床に置かれた花瓶から素晴らしい形でゆうゆうと枝が伸び、華やかな空閑を作ってくれたのである。今はたくさんの赤い実が目立っているが正月には黄色い花がたくさん咲くことだろう。
posted at 17:30:03 on 2005-11-18 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

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