kojima

成蹊大学で講義を受ける

午後から五日市街道を歩いて成蹊大学に向かった。途中で黄色い実のついた赤い葉のナンテンを見かける。葉の色が濃い茶色になったケヤキ並木を通り正門を入ると真っすぐに9号館を目指した。

303教室には7〜8人の学生がいた。持参した「中国は社会主義で幸せになったのか」北村稔・PHP新書を読む。しばらくすると辺りが騒々しくなって、たくさんの学生が入ってきたのを知った。定刻になって鈴木教授が静かに現れ、黙って黒板に文字を書くといつものように講義が始まった。
講義は早めに終り2回目のテストの用紙が配られる。問題は、記者クラブに対する田中長野県知事と石原東京都知事の対応とその違いについて20分以内に書くというものである。次回の講義からは新しいメディアの出現によって新聞は果たして生き残れるかというテーマに入るという。
9号館の階段を下りかかると窓の外に、真っ赤な実がたくさんついたアメリカハナミズキが輝いていた。まだ鳥たちに見つかってはいないらしい。正門に行く途中、いつもと何か違う気配を感じ振り返ってみると、ユニークな建物の形に目が吸い付けられてしまった。来る時には気が付かなかったが2週間ぶりにみる建設中の図書館の建物である。五日市街道に出て吉祥寺駅のほうに向かって歩いた。吉祥寺大通りを右に見て通りすぎしばらく歩いたところで黄色い南天の実を見た。
posted at 23:10:18 on 2005-11-24 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

コメント

No comments yet

コメントを追加

:

:

トラックバック

TrackBack URL