kojima

一番街商店会と伏見通り

武蔵野市と杉並区西荻の境になっている通称丹波通りを西荻窪駅に向かっていたが、途中で今野書店に寄るために左折した。出た通りには道の両側に一番街商店街と書かれたノボリがずらりと並んでいる。私はそれをみて道の名前が変わってしまったのかと思い、疑念を抱いたまま今野書店に入って女店員にそのことをきいた。

女店員の話は要領を得なかった。店を出て西荻窪駅に向かうと間もなく、道の両側のノボリは伏見通りに変わった。見回してみると道にかかる高いアーチのところからノボリの色と文字が二分されていた。そうだこの道には商店街が2つあったのだとすぐに思い出した。
だいたいこの道は、私の子供のころには女子大通りといっていたのである。それがややこしいことに通りの名前が伏見通りになったらしいし、道の途中から一番街になったりしているのだ。それもこれも、女子大生がこの道を通らなくなってしまったかららしい。女子大生はどこを通っているかといえば、裏道の通称丹波通りを通っているのである。その他にもまだ理由はあるらしいが、昔の女子大通りは今も女子大通りというには何となく寂しいのかもしれない。
posted at 23:37:44 on 2004-09-28 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

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