kojima

今朝ベランダに出てみると、散りかけた１りんの白い花の横に、薄紫の針のように尖った花びらを揃えた花が八部咲きになって、静かに咲いていた。


花びらだけはまだ開いていないので尖っているのである。去年の今ごろは、茎の背が今年の２倍くらいに大きく伸びていて、支え棒に何カ所も縛り直立させるのに骨を折ったことを思い出している。
今年は鉢の中に根が充満してしまっているせいか、茎の高さが去年に比べて非常に低く育て易い。花の大きさもやや小さめであるが、ヨメナの楚々とした風情は少しも失われていない。
ベランダから見下ろすと、庭にある大鉢の関東ヨメナの茎には、まだ小さな蕾みの子供が見えているだけである。