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白川義員展「前人未到の軌跡」をみる

武蔵野市立吉祥寺美術館でヒマラヤ、アメリカ、中東、インド、中国の山々を見た。素晴らしい写真から強い圧力を感じ、み終わってしばらくのあいだ興奮が覚めやらなかった。


空中から見た山の写真が多い、このような視点を通常の人間は持つことが出来ないので、逆に自分の位置が地球大に拡大しているのを感じることが出来る。
写真展を見終わって植物の写った写真がないことに驚いている。高いところだから植物限界をはるかに超えているのかもしれない、そんなことを思った。
3大宗教のそだったインド、中国、中東の景色にはそれぞれ違いがあって、写真によく現れているのが素晴らしい。
中国とインドは水に濡れている感じがきわめて強いが、中東は水が涸れて砂漠の風景が強い。人の文化の根源は人がそだった鳥であることがよくわかるような気がする。
posted at 19:00:10 on 2004-10-11 by kojima - Category: 散歩で思う TrackBacks

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