kojima

背骨を感じる

テレビを見ていたらイチローがインタビューを受けていた。安打262本についてのようで、自分の身体に変化が起こったと言っていた。バットが寝たという話らしい。

足を緩め、いつものように背骨を意識したらバットが寝たと言っている。寝かせたのではなく最初は自然に寝たと何度も言っている。
右足を後ろに引いて背骨を真っすぐにと意識したらバットが寝たんですという。それからスタンスを狭くしたらバットが寝たままだという。つまりバットが寝たのでヒットが旨く打てたと言っているらしいことが分かった。
背骨を真っすぐにと意識する、この言葉が私の脳裏を掠めて身体の中に収まったようであった。
その後1時間くらいして、いつもの少林一指禅気功を終え、いつものように室内を歩いたら、突然、私の背中がしゃんとして胸が前に出たのである。
突然背中を押されたか、背中の中から力が噴出したか、どちらとも分からないが、突然の出来事で驚いたのであった。
背筋が伸びて気持ちがいい、すぐにそう感じた。そして、イチローの話が私の身体の中に入ってきているな、と感じたのである。つまり、イチローの話を受け入れられる身体の状態になっていたことを素早く知ったのである。
こんなに早く反応が出るとは驚きである、その時の私の感想である。それ以来背骨が真っすぐに伸びたままで気持ちがいい。
先ほど洗面台の鏡の前に立った時、胸が前に出て肩が後ろに引かれている姿が見え、体力が吹き出して上半身が若返っているいるのを感じた。
長続きするといいな、今そう思っている。
posted at 09:09:50 on 2004-10-12 by kojima - Category: 見つけたこと TrackBacks

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